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Commentary

01 Darlin’ feat. Marico lyrics,music by MAY24

アルバムリード曲で先行シングルにもなった曲。もともと予定にはなく、ジャケットモデルになってくれたMaricoが偶然イニシャルがMだったという縁で、せっかくなので1曲歌ってもらうことになりジャケット撮影終えてすぐに作りました。歌の経験はほとんどなかったのですが、その艶っぽい声と雰囲気が見事に楽曲とマッチ。クラブで遊ぶ女の子をテーマにちょっと危険な香りのする曲に仕上げました。コーラスにはCeiling TouchのYookijaが全面的に参加。久しぶりのYookijaの歌声も聴くことができます。MVでMaricoが身に付けているアクセサリーは「Rough’N’tumble」に全面協力していただきました。実はこれ、「KEEP STRONG」でRAPを披露してくれた舞音が現在手がけているブランドなのです。このように違った形で再びご一緒できて感謝。(MV内でもちょこっと登場しています) 

02. Starlight feat. Makoto lyrics,music by MAY24

ピアノメインでキラキラの胸キュンハウスをテーマに書き下ろした新曲。ボーカルにはかねてよりその歌声に惚れ込んでいた誠にオファー。ここまでPOPな楽曲は本人も初めてだったらしく、お互い手探りの状態から始まったものの、出来上がったものは最高にPOPで胸キュンで、これぞJ-HOUSE!と呼べる1曲になりました。自分史上でも超絶キャッチーな仕上がりだと思います。そしてたいていそういう曲は数時間でできるものですね。MVは首都高と早朝の銀座で撮っています。

03. KEEP STRONG feat. Monchi & Mine
lyrics, music by MAY24
RAP lyrics by Mine

2009年にWasabeatより配信したシングル。かねてより親交のあったRemark Spirits(現在は解散)の舞音を迎え、男性ボーカル+女性ラップという通常とは逆パターンで挑んだ意欲作。ショットバーを舞台に繰り広げられる恋の駆け引きをスリリングかつドラマチックに歌ったMonchiとの初楽曲。Wasabeatでは数週に渡りメジャーハウスチャート1位を記録し、J-WAVEの番組企画でも月間最優秀楽曲に選ばれOA権を勝ち取るなど外部の反響の大きかった1曲。なお、Remark Spiritsのボーカル・Dee-kayもコーラスに参加しているのでRemark Spiritsの二人の声が聴けるという意味で貴重になりました。

04. BYE MY GIRL feat. Monchi lyrics,music by MAY24

「KEEP STRONG」に続き、2010年にWasabeatより配信したMonchiによる第2弾シングル。ストーリーも続いており、そのままクラブへと舞台を移し、終わってしまった?恋を悔いる内容になっています。DJ目線のリリックが共感を得たのか、前作に続きWasabeatにおいてメジャーハウスチャートで1位を記録し、「KEEP STRONG」を上回るロングヒットを記録。予想外すぎて当時びっくりしていた記憶があります。

05. loneliness loneliness feat. Monchi lyrics,music by MAY24

2011年にWasabeatより配信した第4弾シングル。ストーリーも引き続き、忘れられない恋を歌っています。個人的にはとても気に入っている1曲で、アップリフティングなピアノとシンセのリフが象徴的でこれまでの曲の中でもメロディックに仕上がっています。ボーカルの難易度は曲を追うごとに上がっていて大変歌いづらかったと思います。こちらもJ-WAVE番組企画にてウィークリーOA権を獲得。Wasabeatで配信したシングルバージョンはフェイドアウト仕様でしたが、今回はちゃんと終わる仕様にして、コーラスも追加しています。

06. Shinin’ feat. Monchi lyrics,music by MAY24

「loneliness loneliness」から歳月を経てのMonchiの歌う新曲となる楽曲ですが、もともとは2012年に第5弾シングルとして準備していてレコーディングも進めていたものの紆余曲折あり、結果的に完成したのは2016年なので4年くらいは要してしまいました。いわゆるこじらせラブソングの最終章ともいうべくこれまでの世界観はそのままに、脳内HDDがクラッシュしてリカバリ…という、いよいよ本格的にこじらせてきた様相を呈している内容となっています。サブタイトルには「こじらせ男子を工事出荷状態に戻すラブソング」と勝手に掲げています(笑)毎度難解な楽曲を歌いこなしてくれるMonchiですが、今作でも見事に歌いきってくれました。

07. Shiki feat. Monchi lyrics,music by MAY24

それまでこじらせラブソングばかり歌ってもらっていたMonchiに対して申し訳なさもあり、1曲くらい長く歌い続けられるような曲を、と思い書いたミディアムナンバーです。一年を通しての人との出会いや別れを綴った内容で、僕自身にとってもとても大切な1曲です。レコーディングにも時間をかけ、最後まで妥協することなく歌いきってくれました。サウンドもピアノとアコギでシンプルに、アコースティックでも聴ける感じではありますが、一応四つ打ちをかかげている手前、そこはちゃんと四つ打ちにしました(笑)とは言え、老若男女問わず聴いてもらえる1曲になったと思います。MVでは長年住んでいた目黒川沿いの春夏秋冬の景色を織り交ぜて、その名のとおり「四季」をテーマにドラマチックに仕上がりました。名物目黒川の桜はもちろん、この年は東京で雪が全然降らなかったので数少ない降雪や、蝉の声が響く中緑が生い茂る真夏の景色や枯れ葉舞う秋の目黒川などどの季節を切り取っても情緒があります。

08. Nightride (Ceiling Touch M Re-product) / 誠 lyrics, music by 誠

ここからはボーナストラックでRemixワークスを。「Starlight」を歌ってくれた誠のオリジナル曲を四つ打ちでRemix。なのですが、レコーディングからすべてやり直して新たに追加した歌詞やフレーズもあったため、Remixというよりは新たに作り直したという感じなので「Remix」とはせず「Re-product」としました。バイクで疾走する世界観が四つ打ちビートにハマって、スムーシーかつスピード感ある仕上がりとなりました。今回のアルバムにあわせてMVも撮り下ろして、「Starlight」とは一転、大人っぽい誠のクールサイドが出てると思います。

09. Until (Ceiling Touch Remix) / Ryoove × imalin × silsil
lyrics by Ryoove
music by Ryoove & imalin

R&Bクリエイター・imalinの作品を2作Remixさせてもらいましたが、その第1弾で2012年にリリース。ボーカルは関西を拠点に活動するソウル~ファンク系バンド「Orient-Vesper」のボーカル矢野良児氏。(silsilさんは女流ライブペイントアーティストで当時リリースされたジャケットのアートワークを担当)自分の王道スタイルでスムーシーな歌モノハウスになっています。今回リマスタリングしていますが、2012年リリース版のシングルにはExtendも収録されています。

10. Love Will Tell (Ceiling Touch Remix) / Dee-kay × imalin
lyrics by Dee-kay
music by imalin & Dee-kay

「Until」に続くRemix第2弾。ボーカルは僕とのコラボでもシングルを出したことがあるRemark SpiritstのDee-kay。今回のアルバムでは「KEEP STRONG」に続いての登板となります。このRemixはYoutubeとSoundcloudで発表しただけで初リリースとなります。ミディアムテンポのハウスってなかなか難しいのですが、原曲がけっこうスローだったのでこれが限界でした。鬼のボーカル数で作業は難解を極めましたがRemixならではの声遊びもたくさん入れて気に入っております。

Photo: Shogo Takebayashi
Hair & Make: Yusaku Ishimaru
Styling: Marico & Keizo Uchino
Model: Marico
Art direction: Keizo Uchino
Accessory: Rough’N’tumble

Mastering: Koji Tsukada
Mix: Koji Tsukada (2、6、7)、Daisuke Inagaki (3-5、9)、MAY24 (1、8、10)

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